牧師の部屋


こんにちは、泉南福音教会牧師、二宮です。
 泉南福音教会は、北欧スエーデンの宣教師によって建てられた教会です。今も北欧の雰囲気を持つ教会として地域に根差しています。
 
 1961年10月、宣教師アンナ・ペテソン師(1995年2月召天)は三代目の宣教師として岬福音教会に着任しました。先生は当初から開拓伝道を目指していて、岬に居ながら新しい開拓地を物色していました。
 
 当時、キリスト教会が一つもなかった泉南市(当時は泉南町)に伝道を展開し、樽井地区に定期的に出かけて行きました。路傍伝道、広場にての子供集会を始めました。同時に土地建物を物色していました。しかし、樽井地区にお目当ての物件はなく、阪和線、和泉砂川のさらに山手に現在の土地を取得しました。
 
 岬福音教会に牧師を迎えたのを機に、1966年5月、取得した真新しい土地に真新しい天幕(テント)を張り、天幕集会を始めました。最初の天幕集会で信仰を告白したお母さんと幼い娘二人の家で、日曜日の午後からその家で家庭集会を始めました。
 
 その年の秋、その土地に宣教師館、隅に伝道師の私のミニハウス建築が始まりました。
その年の12月18日(日)未完成にもかかわらず引っ越しして来ました。宣教師館の一室6畳の間が礼拝堂になりました。ペテソン師と私、導かれた家族5人のクリスマスを忘れることが出来ません。感動のスタートでした。
 
 1968年9月、会堂が完成しました。しばらくは6畳の間が礼拝堂になり、地域に対しては依然として天幕集会を展開していました。大勢の子供たちが来て狭くなり会堂が必要になり、宣教師の涙ぐましい支援により初代の会堂は完成しました。
 
 1970年3月22日 受洗者9名と私を加えた10名で自立、独立しました。オレブロ・ミッション宣教団体と宣教師の手を離れ、経済的に自立したのでした。無謀に思えました。思えただけでなく無謀でした。しかし、信仰が試される良き時でもありました。
 
 現在の新会堂、設立20周年の記念事業として建設に踏み出しました。1991年4月に完成をしました。さらに北欧の雰囲気のあるノルーウエーからすべての部材が運ばれ完成しました。
クリスマスには清楚に飾り、そのなかで礼拝を捧げます。またクリスマス・コンサートなどを行っています。是非、一度お出で下さい。心からご案内致します。